いい家の条件「健康」

三重県で新築で注文住宅を建てる場合、どうしてもこだわるのは見た目です。おしゃれでモダンなデザイン、広いリビングなど外見がよければそれだけで気分もよく落ち着けるのは確かです。ただ見た目だけでなく中身も考えて健康にも配慮していないといい家とは言い切れません。

最近はシックハウス症候群というのは聞かなくなりました。国がきちんと規制しているので健康に害がある物質を使わない家が当たり前となっています。ただそれは最低限の配慮です。そういった素材を使った家だと新築時に化学物質のニオイがするでしょうし、目がチカチカしたり咽喉に刺激を感じたり、皮膚に異常が出てくるなどさまざまなトラブルが起こるので、安いからと選んでそんな家に住んでいると寿命を縮めることになってしまいます。

ただ、最低限の基準は果たしていても、そのすぐ上程度のレベルの建材を使った家も多いですし、温熱環境が悪くて冷えからさまざまな不調を起こすこともあります。エアコンなどを使って最適温度を保つことはできても、やはり自然ではない温熱管理は体への負担も大きいです。結露しやすい家だとカビが常に発生しやすいということで、呼吸器系への悪影響があります。

健康に過ごすには日差しも必要ですが、採光計画もきちんとしないと夏場は朝から光と暑さで早く目を覚ましてしまいます。外からの音がうるさくてストレスが溜まり、身体の不調へと繋がることもあります。

すべて無垢の木を使った家作りともなるとかなり費用面で大変でしょうが、快適な室温や湿度・音・光などにもこだわって建てるようにしましょう。いい家だとエアコン代や病院代がかからないので住みだしてからが安くつきます。劣化も少ないので家の寿命も延びるでしょう。それにエネルギーの節約は地球環境にもいいです。

いい家とは空気がきれいな家でもあります。目に見えないような埃やアレルギー物質などが身体に与える影響は大きいです。きれいな家を作りましょう。

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